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日本ではどのくらいのフードロスが発生しているの?
現在日本での「フードロス」の量は年間522万tになっています。(令和2年度推計値)これは毎日、10t大型トラック約1430台分にもなります。
日本人1人当たりでは、1年で約41Kgです。これは1人当たりが毎日おにぎり約1個分を捨てているのと近い量です。
フードロスは大きく分けて2つ
家庭から発生するフードロスと事業活動を伴って発生するフードロスに分けられます。
引用元:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html
大量のフードロスによって起こる問題とは?
大量のフードロスを廃棄するためには、多額のコストが掛かります。またゴミを燃やすことでCO2排出や焼却後の灰の埋め立てなどによる、環境負担が問題になります。
フードロスを減らすにはどうしたらいいの?
家庭でのフードロスが出ないようにすること。例えば食べ残しはもちろん、野菜の皮を剥く時に過剰に剥き捨てないなど。安いからと、ついついたくさん買いすぎて、使いきれなかった場合も廃棄しなければいけなくなりますね。
食べ物を買う時には奥から商品を取らず、手前から取る。賞味期限の近い値引き商品を買って廃棄を無くしたり、外食では食べ切れる分量を注文して食べ残しを出さない。
1人1人ができることから始めていきたいですね。
らでぃっしゅぼーやのフードロス削減活動
「ふぞろいRadish」とは2021年に始動した取り組みで累計406トンのフードロス削減を実現しました。正規品より小ぶりだったり、形が歪や乱形、色ムラや変色などの理由によって規格外となり本来なら廃棄となる野菜や果物をお届けすることによりフードロス削減に貢献しています。
鮮度や品質は正規品と同じ、鮮度もよく見切り品が無いので美味しい野菜や果物を食べることができます。
生産者の支援
高齢化による人手不足や農業資材の高騰で生産者は近年苦境に立たされています。本来なら廃棄になる「ふぞろい品」を食べることは畑での廃棄の比率を少なくするので、ひとつの畑から得られる収益を高めることになります。
また自然災害や気候変動などで農作物の被害は増えてきています。これらの野菜や果物を食べることで、できるだけフードロスを減らし生産者の支援に繋げているのがらでぃっしゅぼーやなのです。
まとめ
美味しく食べてフードロス削減!品質は正規品と同じなので、鮮度がいいのが特徴です。
野菜や果物が1番美味しい時に自宅へ届けてくれます。
農薬や化学肥料を極力控えて、生産者がひとつひとつ手間をかけて育てた野菜や果物を是非試してみてください。
普段なら火を通して食べていた野菜も生で食べることができるものもありますよ!