キムチの始まり
キムチとは、朝鮮半島が原産の発酵食品です。唐辛子とニンニクで野菜を塩漬けにしたものでら元々は保存食として作られていました。
初期のキムチは野菜の塩漬けに過ぎませんでした。しかし、現在のように唐辛子を使用したキムチになったのは、16世紀に日本から唐辛子が伝わり、それによって18世紀頃からキムチ作りに本格的に使われるようになったのが始まりです。
代謝を促進させてくれるカプサイシン
原料に使われている唐辛子には辛味成分のカプサイシンが含まれています。カプサイシンには発汗を促す作用があります。発汗で体の水分、老廃物が排出されることによって代謝が上がり、痩せやすい体になります。
食物繊維と乳酸菌が豊富で便秘解消
キムチに使用される野菜には、たくさんの食物繊維が入っています。そして、発酵食品のキムチには乳酸菌が含まれるので、腸内環境を整える効果が期待できます。腸内環境が整うと善玉菌が増え、善玉菌には肥満を防ぐ働きがあります。
ビタミンB群の効果
キムチにはビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は体内でエネルギーを作り出す「エネルギー代謝」に欠かせない栄養素です。またアルコールや脂質などの代謝とも深く関係しています。ビタミンB群には"体の調子を整える大切な働きがある"と言えます。
ダイエット向きな食べ方は?
そのまま食べたり、炒めものに入れたり色々な食べ方ができるキムチですが、ダイエットの観点からすると、加熱しない方がいいです。なぜなら乳酸菌は熱に弱い特性があります。そのため加熱をしないで食べた方がより効果を期待できます。食事の最初よりも食事の後の方が乳酸菌効果を維持しやすいと考えられているので、ダイエット目的の場合は食後がオススメです。
キムチは塩分も多い(塩分は100gあたり約3g)ので、1日50g程度までが望ましいです。
美味しく食べて、痩せられたら最高ですね。