風邪やインフルエンザが流行っているから、予防したい〜
手洗い、うがい以外にできることって何だろう?
冬は気温と湿度の低さからウイルスなどによる感染症にかかりやすい時期です。感染症対策として手洗い、うがいはもちろん乾燥予防、体温調節、免疫力の強化などできることをしっかりとしていきましょう。
ポイント
①水分摂取の工夫
②オレンジ色の野菜や果物を食べる
③アブラナ科の野菜を食べる
④発酵食品を食べる
水分摂取の工夫
風邪やインフルエンザの予防には乾燥予防が重要になります。夏に比べて発汗量が減っても湿度が低いため、体内の水分は皮膚や粘膜からどんどん蒸発していきます。そして乾燥している粘膜にはウイルスが付着しやすいのです。水分摂取量を増やし、口腔や鼻腔の粘膜を十分に潤すことでウイルスの侵入を防ぐことができます。
オレンジ色の野菜や果物を食べる
オレンジ色の野菜や果物にはβ-カロテンという色素が含まれています。(にんじん、かぼちゃ、みかん、柿など)
この色素は体の必要に応じて体内でビタミンAに交換され粘膜の補強に役立ちます。みかんや柿などのフルーツを食べることは水分やビタミンCの補給にもつながります。
アブラナ科の野菜を食べる
アブラナ科の野菜にはキャベツ、大根、ブロッコリー、芽キャベツ、小松菜、白菜、チンゲンサイ、水菜、かぶ、カリフラワーなどがあります。これらの多くが冬に旬を迎えます。
アブラナ科の野菜に含まれるフィトケミカルの一種(イソチオシアネート)やビタミンCには免疫力を高める作用があると言われています。
ビタミンCは加熱に弱いので生で食べたいところですが、体を冷やしてしまいます。短時間の加熱サラダ調理(サッと茹でる、炒めるなど)根菜類は体を冷やしにくいので、かぶを漬物で食べるなどはおすすめです。
発酵食品を食べる
手洗い、うがい、マスク、粘膜の強化をして予防をしていてもウイルスが侵入する恐れはあります。侵入したウイルスには白血球がビタミンCの力を借りて抵抗します。その時に腸内環境が整っていると免疫機能が高く保たれると言われています。免疫機能は全身に存在しますが、特に腸内に集中しています。
発酵食品を積極的に摂取すると腸内環境を整えることができます。発酵食品に含まれる乳酸菌、麹菌、納豆菌は腸内細菌のなかでも善玉菌を増やす働きに優れています。
これらの菌は熱に弱いです。非加熱のヨーグルトや漬物、納豆などを意識して食べることで発酵食品の摂取量を増やし腸内環境を整えます。
発酵食品を積極的に取り入れて善玉菌を増やしましょう。
まとめ
手洗い、うがい、マスクに以外にも食事での乾燥予防、体温調節、免疫力の強化などできることをして風邪やインフルエンザを予防していきましょう。
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