全国のブランド牛の種類
国内には数多くのブランド牛が存在します。その数は何と300種類を超えると言われています。
有名どころでは松阪牛(三重県)、神戸牛(兵庫県)、但馬牛(兵庫県)、前沢牛(岩手県)、近江牛(滋賀県)、飛騨牛(岐阜件)、仙台牛(宮城県)、米沢牛(山形県)、佐賀牛(佐賀県)、宮崎牛(宮崎県)などがあります。
日本三大和牛って?
●松阪牛(三重県)
正式な読み方は「まつさかうし」または「まつさかぎゅう」と読みます。
●神戸牛(兵庫県)
神戸牛または神戸ビーフとも呼びます。
●近江牛(滋賀県)または米沢牛(山形県)
3大和牛と言ってもはっきりと定義は無いので、近年では近江牛と米沢牛が加わり4大和牛となっています。
まだ新しいブランド牛、福岡県の[むなかた牛]
国内には300種類を超えるブランド牛があるので、まだまだ知らない和牛が数多くあると思います。今回はその中の1つ、福岡県宗像市の[むなかた牛]について追求していきます。
福岡県の宗像市にある「すすき牧場」で生産されているブランド牛、[むなかた牛]は商標登録されたのが2015年と新しいブランド牛で、赤身のおいしい肉として少しずつ認知度が上がってきています。
こだわりの飼料
「すすき牧場」では地元九州の米生産者と契約栽培した飼料米や地元食品製造元から発生する副産物(おからや酒粕など)を発酵させた自家製飼料などを与えて育てています。
こだわりの餌にはホルモン剤、抗生物質、農薬などの消費者が不安に感じる要素を一切使っていないのです。
ストレスを与えない環境作り
牛のストレスが溜まらないように衛生状態を整え、牛にとって気持ちの良い環境を常に考えて飼育されています。
夏は牛舎が暑くなるので、防暑対策として、日よけのためのカーテンや、ミスト状の細霧機能がついた換気扇を設置しています。
こうして、日々愛情を注ぎながら牛が主人公の環境作りに努められています。
赤身が美味しい[むなかた牛]
牛肉は霜降りが多いほど美味しいと言われていますがら赤身肉も人気があります。[むなかた牛]は適度な霜降りとあっさりとした味わいが特徴の牛肉です。
赤身の多い[むなかた牛]はたんぱく質を多く含んでいて低脂肪のためヘルシーです。そして栄養価も高く牛肉好きはもちろん「健康を気にかける方」や「お肉が苦手な方」、「胃もたれが心配な方」にもおすすめです。
仔牛の時代に運動量が多いので、歯応えがあり赤身本来の美味しさを楽しめます。
赤身肉はフランスやイタリア料理でも品質と美味しさが求められる食材で日本でもその価値や評価が高まって来ています。
口の中でとろけるような柔らかさ、芳醇な甘みと栄養価が高く低脂肪
全国各地の洋食レストランでもメニューになるほどその良さが広まっています。